ナイフ(Knife)を頂く
先月中頃、一通のメールが届きました。
内容を見ると、1年以上音信不通というか連絡をしていなかった…先生(僕にとっての)からでした。
先生とは直接お会いした事は無いのですが、本当気さくでメールの内容も久々のくせに、相変わらずいつもと
同じノリで「ひさしぶり~♪」とおちゃらけてますw 読むにつれて…何やらおかしな内容に(´∀`*)ウフフ
自分の大切に保管していた物を、オークション等で売るのは嫌だから、友人の僕に無理やりでも送りつけようかと
思っていたと… なんじゃそりゃw
すぐさまメールを返信し、事なきを得ました。さすが先生…スケールが違いすぎるw
久しぶりにメールをやり取りしながら色々話をしました。
結局は大切に保管していた物を譲り受ける事に…(゚Д゚;)
調べると…それはそれは凄い一品でした。
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Lilt's impression
手が大きい僕にとってこちらのナイフは少しこぶりに感じますが、ブレードの長さといい持ち手の感触といい
文句なしに良いです。
まだ果物の皮を剥く位しか使ってませんが、これからどんどん多方面で利用していきたいですね。
先生からのアドバイスは
長期間使わないときは、シースから抜いておき、ブレードにホーニングオイルを塗ってウエスに包んで保管して下さい。
そうすればブレードが擦り減って使えなくなるまで、ず~っと持ちます。
との事なんで、保管時はその様にしています。
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また、
それぞれのingブログより記事を抜粋しましたので併せてご覧下さい。
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美と機能の両立に苦心
アウトドア派には名の知れたナイフ作家の福田稔さん=(日光市山口669)。
ナイフ作家になる前は今市高校の美術教師だった。教師をしながらナイフづくりをしていたが、バブル最盛期も手伝い1本
4、5万円するナイフが飛ぶように売れ、制作が間に合わず美術教師を辞め、全国のナイフ作家が加盟するJCKMの会員
になり、この10年間は会長を務めている。
用の追究だけでは鍛冶屋のナタになり、美の追究だけではおしゃれナイフになる。カスタムナイフの作家たちは、機能と
美のバランスで苦労する。
この道20年になる福田さんは、注文があったとき、その用途を必ず聞く。使い道によって金属の材質を選ぶからだ。
デザインは材質から始まる。「長く使っていただくために材質にはこだわる」ハンドル(握るところ)もパイプなどに使用される
ブライヤー材やシカの角を使う。
少しでも安くという言葉は福田さんの作品には無い。大事に使えば、20年は使える包丁の値段は3万円。カスタムナイフは
2万円から。売れ筋は4万円程度。ただし、歯研ぎなどのメンテナンスは無料。生きている限り保障する。
「作品には必ずFUKUDAのロゴマークを刻印します。プロの作家たちにとって、ロゴは保証書なんです」
ケースもナイフを保護するためではなく、「人間の身体を守るために作る」ので厚手の革を使用、1つずつ丁寧に
ナイフの形状に合わせて作る。振り回してもナイフが抜け落ちたりはしない。ケースづくりは全国でもトップレベルだ。
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残念ながら福田稔さんは2007年に急逝されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
キャンプ場ガイド
mapple.net
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